GREX-PLUS (Galaxy Reionization EXplorer and PLanetary Universe Spectrometer) は、JAXAが戦略的に実施する中型計画として、波長2-10ミクロン帯の広視野カメラと波長10-20ミクロン帯の高分散分光器を搭載した、口径1.2 m、温度50 Kの冷却宇宙望遠鏡を2030年代に打ち上げ、地上からは到達できない高感度を達成し、銀河形成進化論および惑星系形成進化論を革新することを目指しています。昨年10月にはJAXA宇宙科学研究所の宇宙理学委員会にWorking Group設立を提案しています。
さてこのたび、3月24日(木)、25日(金)の9時~17時半の予定で今年度のサイエンス検討会を開催することになりました。GREX-PLUSの進捗状況、サイエンステーマの共有、新しいサイエンステーマの掘り起こし、2020年代後半から30年代にかけて予定されている将来計画や他分野との連携に向けた議論を目的として開催いたします。また、目指すべき装置仕様、達成すべき主要サイエンス、観測公募の有無を含めた運用方針などについて、広く議論させていただく時間も設ける予定です。
こちら (終了しました)
登録すればzoom接続情報がメールで届きます。
なお、講演申込とオンサイト参加登録は2月28日に締め切りました。
井上昭雄、大内正己、児玉忠恭、野村英子、守屋尭、他GREX-PLUS中核メンバー
全体の視野 ~0.4 平方度 [~6バンドで分割, 各バンドの面積は感度に応じて割り振り、波長4.5um未満に8割程度]
波長帯 2-4.5 um 3バンド + 4.5-10 um 3バンド (あるいは2バンド)
感度 2-4.5 um ~24-25 AB (300sec, 5sigma), 4.5-10 um ~20.5-22.5 AB (300sec, 5sigma)
2-4.5 um 3バンド
28AB 1deg2
27AB 40deg2
26AB 200deg2
24.5AB 2000deg2
5-10 um 3(2)バンド
24AB 1deg2
23AB 40deg2
22AB 200deg2
21AB 500deg2
波長帯 10-18 um
分散 R=30,000
輝線感度(5σ, 1h) 3.4-4.1e-20 W/m2
連続光感度(5σ, 1h) 4.2-5.0 mJy
井上昭雄 (早稲田大学)
播金優一 (東京大学)
野津翔太 (理化学研究所)
長峯健太郎 (大阪大学)
黒川宏之 (東京工業大学)
住貴広 (大阪大学)
郷田直輝 (国立天文台)
中島王彦 (国立天文台)
馬渡健（国立天文台）
大坪貴文 (国立天文台)
三澤透 (信州大学)
川島由依 (理化学研究所)
野村英子（国立天文台）
橋ケ谷武志（京都大学）
児玉忠恭 (東北大学)、野村英子 (国立天文台)
河野孝太郎 (東京大学)
中井直正 (関西学院大学)
百瀬宗武 (茨城大学)
赤堀卓也 (国立天文台)
松本浩典 (大阪大学)
森浩二 (宮崎大学)
米徳大輔 (金沢大学)
安井千香子 (国立天文台)
高見道弘（台湾中央研究院）
山下拓時 (国立天文台)
小山佑世（国立天文台）
下西隆 (新潟大学)
平原靖大（名古屋大学）
尾中敬 (明星大学)
大内正己 (国立天文台/東京大学)、守屋尭 (国立天文台)
